パカチョ
この冬、携帯電話を買い替えました。この冬、というのはこの前の1月のことです。もう6月ですか。1年は早いけど1年度(?)は遅い気がします。 前の携帯電話はバッテリーが弱ってしまい、もうバッテリーは無料でもらえる期間になっていましたが、買い替えました。最優先した機能は、パソコン用のサイトも読める、という機能。このコラムが始まるので、いざというときに携帯電話で読めたほうが、と思ったので。結局、いざというときはなかったので、携帯電話でここを読むことはありませんでした。あと、短歌を投稿している先のHPも、更新されているかどうか確認したい、早く読めたらうれしい、と思ったのですが(前の携帯で試しに読んでみたときは、PDPさん(現・宇津つよしさん)のお名前以外は文字化け)、わりと我慢強く帰宅を待てたのでした。 しかも、パケ・ホーダイにしても、パソコン用サイトを見るのは別料金とわかり、なーんだ。そんなことなら、今まで使っていた携帯電話で最も便利な機能だった、蝶つがい部分(違う)のボタンを押すとパカチョと開く機能を最優先するべきでした。両方をかなえる機種はなく。パカチョ、便利だったのです。片手で、パカチョ。どこかに引っ掛けて開ける必要がなく、パカチョ。ぜったいそこから壊れそう。自分がとてもめんどくさがりだということを自覚する機能でした。呼吸とか、歩くときに足を上げるとか、そういうところがめんどうなのです。だから食べているときに息をし忘れたり、横断歩道のラインにつまずいたりするのです。カムバックパカチョ。 そして「赤い携帯同盟」を続けるつもりだったのに、赤を使ったのは変なデザインで、第2希望の青。アトランティックブルー。いい色です。赤い携帯同盟の皆さん、ごめんなさい。携帯が赤いだけで、何も活動しませんでしたけど。アトランティック。見たことない、と思ったら、ニューヨークから船に乗ったとこ、大西洋ではないですか。どんな色だったのでしょう。船内で買った自由の女神の冠のかぶりもの(のちに大活躍)に夢中で、海の記憶がありません。
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