短歌ヴァーサス 風媒社
カレンダー 執筆者 リンク 各号の紹介 歌集案内

★短歌ヴァーサスは、11号で休刊になりました★
2004.8.2〜2006.6.30の期間(一時期、休載期間あり)、執筆されたバックナンバーをご紹介します

 
← 2005.9.7
2005.9.8
 
2005.9.9 →


Sin

 
えぽっく

 いよいよ、日本でもアップルのiTunes Music Storeがオープンした。
 アメリカのように、1曲99セントとまではいかなかったが、1曲200円という価格設定は、まぁレンタル市場が強い日本では、良い落しどころだろう。
 これを機に、iPod(ウォークマンのHD版みたいなやつ)を購入。車に常時積んであったCDや、そこいらじゅうのCDをかき集め、PCに取り込み、iPodに転送して、車の中で有意義なミュージック・ライフを満喫しているのである。
 とにかく、アルバム曲だろうが、シングル曲だろうが、1曲単位で買えるところが画期的だ。しかも視聴も出来るから驚きである。もう、私にとっては、なくてはならないものになってしまった。

 これが川柳の世界で実現したらどうなるだろう。
 これまでは、句集や柳誌単位で買っていたものが、1作品ごとや、コラムや特集などの1コーナー単位で買えるようになったらどうなるか、真夜中のテレビショッピング風に想像してみた。

キャシー:この人の句集が欲しいんだけど、定価2,500円かぁ。今月は苦しいから我慢ね。
ジョージ:おっと、キャシー。そんな時は、「Senryu Store」にアクセスすればいいんだぜ。
キャシー:「Senryu Store」?
ジョージ:そうさ。「Senryu Store」なら、1句ごとの購入が可能だから、お気に入りの作品だけをチョイスしてダウンロード出来るんだ。とっても経済的だろう?
キャシー:まぁ、すごいわ。なんだか得しちゃった気分ね。
ジョージ:しかも、ダウンロードした作品を、専用ソフト「iReads」で管理すれば、作品はもちろん、作者、作成日などが簡単に検索・閲覧出来ちゃうんだ。優れものだろう?
キャシー:とっても便利ね。たくさんの句集の中から、いちいち探さなくてもいいなんて、まるで夢みたいね。
ジョージ:僕もこの「Senryu Store」のおかげで、君に食事をご馳走出来そうだよ。
キャシー:まぁ、ジョージったら、今度は私をダウンロードする気? ウフフ、いいわ。そのかわり、「Senryu Store」の話、もっと教えてね。

 と、なるはずである・・・。
← 2005.9.7
2005.9.8
 
2005.9.9 →