短歌ヴァーサス 風媒社
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★短歌ヴァーサスは、11号で休刊になりました★
2004.8.2〜2006.6.30の期間(一時期、休載期間あり)、執筆されたバックナンバーをご紹介します

 
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若原光彦

 
ウエノ公募締切迫る

 こんにちは若原です。「誰?!」とお思いの方が多いでしょうが、それについてはおいおいご説明します。
「オイオイ自己紹介せんのかね」
『だからおいおい説明を……』
「オイオイ」
『おいおい』
 なるほど。しかし今はこんなボケは要らんのです。初回がいきなりPRというのも失礼だとは思うのですが──

ウエノ・ポエトリカン・ジャム3
http://upj.jp/

──というイベントが9月4日(日曜)東京で開催されます。詩のお祭りです、といっても即売会ではありません。全国から詩人やラッパー、ミュージシャンなどが集結し8時間ぶっ続けでステージをリレーしていくという異例の大規模ライブです。
 リーディングの日本地図みたいな状況になるでしょう。過去2回について私は伝聞でしか知らないのですが、これまで詩の人々と話してきて「○○さんは○○年のウエノで聞いたのが最初だった」と言われたことが何度かありました。自分を多くの人に触れさせ、自分も多くの人に出会う。互いに強い印象を残すお祭りです。
 この『UPJ3』ですがステージ出演者に一般公募枠が設けられています──

出演者紹介・出演者募集要項
http://upj.jp/bosyu.html

──その公募締切が7月10日(日曜)、数日後です。日が迫っているため失礼ながら若原の紹介より先にご紹介させさせて頂きました。

 リーディング自体は徐々に広まりを見せてきていますが、その中身は本当に様々です。顔を歪ませ叫ぶ人もあれば、とつとつと語り聞かせる人もおり、情景や物語へいざなってくれる幻術師もいれば、客席に直接的な言葉を投げ込む爆弾魔もいる。一度の観覧では差し計れないものがあります。
 でも、一日さまざまな人が現れる『UPJ3』でならリーディング全体を見渡せるかもしれません。好みのパフォーマーもきっと見つかります。リーディングに縁遠かった人こそ『UPJ3』に参加してみてほしいと思っています。
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