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■内容説明
『信長公記』巻首をひもとき、桶狭間の戦いの拗れを糺す。つねに論争の的となり、さまざまな新説を生み出してきた桶狭間の戦いを、文献史料と絵図をひもとき解析した労作。
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■目次
はじめに
凡例
繙く、信長公記巻首
一、 尾張国かみ下わかちの事
二、 あづき坂合戦の事
三、 吉法師殿御元服の事
四、 みのゝ国へ乱入し五千討死の事
五、 景清あざ丸刀の事
六、 大柿の城へ後巻の事
七、 上総介殿行儀の事
八、 犬山謀叛企てらるゝの事
九、 備後守病死の事
十、 山城道三と信長御参会の事
十一、三ノ山赤塚合戦の事
十二、深田松葉両城手かはりの事
十三、簗田弥治右衛門御忠節の事
十四、武衛様御生害の事
十五、柴田権六中市場合戦の事
十六、村木ノ取出攻めらるゝの事
十七、織田喜六郎殿事御生害（付織田彦五郎生害）
十八、勘十郎殿・林・柴田御敵の事
十九、三郎五郎殿御謀叛の事
廿、 おどり御帳行の事
（山口左馬介父子御成敗并河内・智多郡の事）
廿一、天沢長老物かたりの事
廿二、六人衆と云ふ事
廿三、鳴海の城へ御取出の事
廿四、今川義元討死の事
廿五、家康公岡崎の御城へ御引取りの事
（三河梅ヶ坪攻めらるゝ事?に勘十郎殿謀叛の事）
廿六、丹羽兵蔵御忠節の事
廿七、?がへの事
廿八、火起請御取り候事
廿九、土岐頼藝公の事
卅、 山城道三討死の事
卅一、信長大良より御帰陣の事
卅二、武衛様と吉良殿と御参会の事
卅三、吉良・石橋・武衛三人御国追出しの事
卅四、浮野合戦の事
卅五、岩倉落城の事
卅六、もりべ合戦の事
卅七、十四条合戦の事
卅八、於久地惣構破るゝの事
卅九、二宮山御こしあるべきの事
四十、加治田の城御身方に参る事
四十一、犬山両おとな御忠節の事
四十二、濃州伊木山へ御上りの事
四十三、堂洞取出攻めらるゝの事
四十四、いなは山御取り候事
四十五、公方様御憑み百ヶ日の内に天下仰付けられ候事
繋がる 絵図
一、武家事紀尾州桶狹間合戦
武家事紀尾州桶狹間合戦の立位置
道中回文絵図
東海道分間絵図
武家事紀掲載尾州桶狹間合戦・文
明治二十四年測図 鎌倉本道と間道
桶狹間古戦場之図（岩瀬文庫図）
（一）武家事紀第十九集山鹿素行が諳んじていた旧の道筋
同右図
（二）磯谷平介の思惑あった道筋（付け足し図）
同右図
（三）武家事紀尾州桶狭間合戦図（武家事紀図）
同右図
二、蓬左文庫蔵桶狹間合戦之図（蓬左文庫図）
桶狹間合戦図（愛知県史図）
天保十二年大高村絵図（部分）
延享二年作図大脇村山絵図
東海道分間延絵図第十五巻（部分）
三、尾張国鳴見致景図（致景図）
道中記集成掲載東海道旅人訓
道中記集成掲載東海道ちさとの友
道中記集成掲載東海道巡覧記
尾張国鳴見到景図森幸安の描いた地図
鳴海名所八景和歌織田今川古戦場図
四、武功夜話尾州田樂挾間之取合
当時通行に使っていた道
五、田宮篤輝著桶峽間図
方角図
桶峽間図（蓬左文庫・桶狹間合戦之図）
田宮篤輝の思惑（一）砦・場所の表示
田宮篤輝の思惑（二）絵図項目
六、参謀本部編纂桶狹間戦図
桶狹間戦図
明治時代の有松村付近（地形図）
大正時代の有松村付近（地形図）
天保十二年桶廻間村絵図
桶狹間戦記第一稿抜粋
日本戦史桶狹間役抜粋
七、尾陽雑記
大高及鷲津古城図
丸根古城図
八、愛知県史蹟名勝天然記念物調査報告第四（県調査報告）
描きかえた桶峽間図
田宮篤輝著桶峽間図（部分）
尾州知多郡大髙之内鷲津城図
蓬左文庫蔵沓掛村古城絵図
豊明市史掲載沓掛城跡周辺地籍図
本丸跡付近の遺構のうつりかわり
平成十五年住宅地図
九、桶狹間古戦場調査報告
桶峽弔古碑（写真）
桶狹間山義元塚の位置・桶狹間合戦主戦場
十、桶狹間古戦場七つの塚
（一）七つの塚
愛知県知多郡有松町全略図
七つの塚所在図
桶狹間神明社（写真）
昭和初期馬繋杜松塚（写真）
（二）豊明市史に載る遊桶狹記意訳文
（三）今川義元公碑と駿公墓碣碑
田樂庵（写真）
日本戦史掲載・義元公碑と・駿公墓碣（写真）
新説桶狹間合戦の今川義元公と駿公墓碣（写真）
まとめにかえて
参考資料
変遷桶狹間の戦い年表（著書・道中記）
知多郡史掲載遊桶峽記
愛知県史蹟名勝天然記念物調査報告第四抜粋
愛知県史蹟名勝天然記念物調査報告第七抜粋
知多郡史抜粋
三河後風土記抜粋
張州府志抜粋
尾張志抜粋
明治九年五月地引帳塚五筆（写真）
明治十七年一月地籍帳塚三筆（写真）
昭和十年六月有松町大字桶狹間地籍図（七つの塚所在位置）
参考文献 |
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