短歌ヴァーサス 風媒社
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2004.8.2〜2006.6.30の期間(一時期、休載期間あり)、執筆されたバックナンバーをご紹介します

 
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斉藤倫

 
初めてのヒップホップ!(のんのんママさんのブログ日記から)

 今日はスポーツクラブの日。
 あんなにハマってたyogaをあっさりやめて(笑)、やっぱり私はドタバタ暴れてストレス解消する方がいい。
 で、……今日からヒップホップダンス教室。
 ヒップホップって何?っていう感じなんですけど、大丈夫なのか私……。
 インストラクターのお姉さんもとても若くて(娘くらいに見える!)。でも、おばさんにもわかるように説明してくれたので、以下その話。

 もともとニューヨークの貧しい若者が考えた、楽器がなくても楽しめる音楽が、ラップ。いわばクチ三味線だ。そこにありものの音楽をサンプリング(盗むという意味もあるようだ)するDJが入り、踊れる音楽になった。ボーカルとバンドじゃなくて、MCとDJ、それとダンスがヒップホップの定義。
 基本的に貧しい人達なので、いろんな現実の垣根を越えてつながろうという意識がすごくある。だからヒップホップの人達はグループを大事にする。でも貧しいので、それがギャング集団になってしまったりする。売れてお金が入るとナントカ一家みたいになる。そういうのは西海岸に多いらしい。

 ここまで聞いたときに私はデジャブッた。
 以前なにか自分はこんな感じのものを知っていると思った。それがなんなのかはわからない。最近よくこういう風な気持ちになるのだ。デジャブは前世の記憶だという人がいるけどそんな気もする。
 ただ年をとって物忘れがひどくなっただけかもしれないけど……。
 そういえば夫と結婚する前のことなんてもう前世みたいな気がする。大学いったり、OLしてたんだけど、もう何か……他人の話みたいだ。こんな人生を何度もくり返してるように思えて怖くなった。

 でも何回輪廻したか知らないけど、ヒップホップダンスはきっと初めてだ。すごく楽しかった!
 やっぱり私には賑やかなほうが合ってるみたいです(うまく踊れてるかどうかは別)。

 あ、さっき何かに似てるっていったけど、ヒップホップ集団って、日本でいうと北島ファミリーとか石原ファミリーみたいな感じかも、といま思った。芸能から発生した絆っていう意味で。デジャブったのそれかなー。がっくし。

 夜はシーフードカレー。
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