短歌ヴァーサス 風媒社
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2004.8.2〜2006.6.30の期間(一時期、休載期間あり)、執筆されたバックナンバーをご紹介します

 
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松井 茂

 
一月一八日の現代詩

小説:ショパンを聴いて戦争へ行こう!

[その二]
二〇〇四年一二月一四日、インドの陽光の下で描かれたことでブルーが無意識に参照されたキャンヴァスと「非物質的絵画的感性領域の譲渡」に関するポエジーへ捧げる現代詩


 「愛は人を滅ぼす」。
 ものみの塔は、はぐれ牧師、不良信者が社会荒廃の原因であると、徹底して既成教会を攻撃する。
 一九二三年四月(五三歳)、エリザベート・ヴァン・リセルベルグとの間に娘カトリーヌが誕生する。正式には「フリデリク・フランソア・ショパン」である。フリデリク・ショパンは、早くからワルシャワで神童として注目を集めていたが、一八二六年九月ワルシャワ音楽院に入学した。当時すでに、若手作曲家の筆頭的存在として認知されていたのがショスタコーヴィチでした。高校一年時はモーツァルト中心、高校二年時はマーラーと、ひとりの作曲家に徹底してこだわって聴く傾向があった。最近では、そうした傾向に反省がみられるようになってきている。
 例えば、フィッシャー外相が二〇〇〇年五月にベルリン・フンボルト大学で行ったEUの将来像に関する講演は、その後の欧州内での議論を活発化させるきっかけとなり、欧州統合の将来を議論する「コンヴェンション」へとつながっている。
 「医療の最先端はまた、倫理の最先端でもある」。
 氷と岩とのモノトーン、ときには北極グマとの遭遇も……。なぜかしら三橋美智也の懐かしい歌を思い出します。ジョバンニやカムパネルラのように、思わず口誦さんでしまう良いメロディです。
 ショパンの曲が戦場で……。戦場で、勇敢なアメリカ兵たちは、与えられた義務を遂行するための勇気しか持ち合わせていないことにも気がついていた。しかし、この恬淡たる娘がと思えば、根強いものとも思えぬし、またわが子の理性に信頼のあつい母親は、別に訊ねもせずじっと様子を見ていたのである。僧たちが争って妻帯するようになったのは、大正期だと私は思っている。
 花はないものの、渋く歌を引き立て伴奏する。PAを使わないアコースティックな響きが、とてもとても綺麗で、普段電気の音ばかり聴いている私には清涼剤となった。
 一方、彼らが歩んだ道の最後には悲劇が待っていたのでした。
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