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■内容説明
モダン都市の光と影――。カフェ、遊廓、百貨店、動物園、映画館、商店、レコード…。地域に残された歴史資料で、まちの表情を読み解く。
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■目次
中部地方観光案内図(昭和初期)
はじめに 溝口常俊
T 大名古屋の誕生
「大名古屋」の誕生 都市計画構想のゆくえ 真野素行
大須路次徘徊 昭和5年の大須レポート 青木公彦
モダン都市名古屋の心臓と探偵小説 「小酒井不木と江戸川乱歩」特別展示余話 高木聖史
都市ホテルの発展 洋風生活の窓として 松永直幸
名古屋市公会堂ができるまで 7年の歳月かけて完成 富屋 均
大正・戦前昭和の松坂屋 名古屋市の発展とともに 菊池満雄
稲川勝二郎と文化図案社 名古屋の元祖コピーライターの仕事 編集部
戦前名古屋の電気広告点描 電気広告に見る電気の普及と電化生活 浅野伸一
【復刻】明粧・夜の名古屋
U 遊興地名古屋の風景
幻の八事遊園地 郊外開発の夢 富屋 均
名古屋市営動物園の移転 鶴舞から東山へ 富屋 均
繁栄から凋落へ 八重垣劇場の歴史 小林貞弘
戦前名古屋にあったレコード会社 幻のツル・アサヒレコード 保利 透
「夜のなごや」という雑誌があった 社交機関誌の発刊 近藤 順
マッチラベルにみる戦前名古屋・愛知
中村遊廓跡を歩く 100年前の姿を求めて 畠野佳司
稲永細見 名古屋港初のレジャースポット 野嵜晃佑
V 生と死の生活史
スペイン風邪がやってきた 100年前の危機に学ぶ 溝口常俊
第二次世界大戦の経験 祖父母の戦争を聞く 溝口常俊
ドイツ人捕虜が名古屋で大活躍 いまにつながる文化・技術が生まれた 朝井佐智子・七條めぐみ
戦前名古屋の在留外国人 国際交流とコミュニティ 吉田達矢
「丙午生まれ」の悲劇 迷信で命を絶った女性たち 松浦國弘
名古屋で出ていた詩誌 前衛詩人たちとその時代 木下信三
W 戦前愛知のすがた
【豊橋市】豊橋のシンボル「市電」 岩瀬彰利
【豊田市】矢作川の越戸発電所と印半纏 逵 志保
【岡崎市】戦前の岡崎 新美南吉が訪れた昭和14年 嶋村 博
【一宮市】桃花祭と繊維産業 森 靖雄
【あま市】下萱津のフジと川辺の風景 近藤 博
【蟹江町】渋沢栄一が歩いた蟹江町 加藤晴美
【津島市】天王川公園計画の挫折と発展 園田俊介
【西尾市】生まれ変わる街並み 松井直樹
【南知多町】吉田初三郎と南知多 井上善博
【東海市】聚楽園大仏の誕生 守隨亨延
【常滑市】95年前のタイル・ショールーム 杉江製陶所というタイムカプセル 加藤郁美
参考文献
おわりに 溝口常俊 |
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