風媒社トップページ > 図書目録 >
 

 
キーワード検索

半角スペースで区切った
全ての語を含む
いずれかの語を含む
 
ジャンル検索
社会・ノンフィクション
環境・暮らし
女性からの発言
名古屋・東海を読む
教育・子育て
福祉・障害
歴史・民俗
哲学・思想・宗教
政治・経済
文学・文芸
芸術・写真・映画
エッセイ・評論
健康・食・趣味・ビジネス
アウトドアガイド
暮らしのガイド
小説
コミック
ブックレット
中国21
短歌ヴァーサス
アリーナ
遊民
追伸
東海学シンポジウム
品切れ・絶版図書
 
 
人は入れ墨を見て顔を見る

著者: 斎藤卓志

本体価格: \1,500(税別)
サイズ: 四六判並製 242頁
ISBN: 4-8331-4156-7
発行年月: 2022年4月刊

数量


 

■内容説明

人をとりこにする「入れ墨」とは何だろうか。まずは刷り込まれた先入観をひっぺがえしてみよう。民俗学者が覗いた、こころ揺さぶられる〈とびっきりの世界〉。
 

■目次

はじめに

第1章 本音で生きてみる
本音で生きる
究極の大人の遊び
ヘビの出ている人
皮膚の下の声
青い眉
「普通」を変える手応え
蛇とドクロの美容師
ママ友の入れ墨
ミニスカートからチラリ
根性だめし
つけまつげの衝撃
あのときのピアス
おしゃれの引き出し
移し絵の思い出
中学生のプチ整形
顔のシミを取る
体験者聞き書き

第2章 見る側と見せる側の〈あいだ〉
ファミレスのデニーズで見た
伊豆の温泉宿で見た
イギリスで見た普通
熊本のカレー店で見た
コインランドリーで見た
駅のホームで見た
どこで入れ墨を見たのか
駅の上り階段で見た
朝の公園ベンチで見た
読書会で見た
日没前に見た青い眉
豊川稲荷で見た
入れ墨が嫌いな人
夜の彫り場で聞いた
老番台の勘
中学生の入れ墨
炭鉱の町で
祭り追っかけおじさんの話
アイラインで別人に変わる
読者からの手紙

第3章 〈入れ墨的なるもの〉をめぐって
私の中の入れ墨なるもの
入れ墨に理由はない
入れ墨と人生
眉・アイライン・唇
PR誌「ちくま」のセンス
なぜ異装するか
苦しめる場所
気配で知る―入れ墨の「静」と「動」
覚醒のための仕掛け
ドレスを着た英国婦人
理由なく欲しい
入れ墨との恋
痛くなければ
入れ墨お断り
私の中の赤いつめ
四ツ葉のクローバー
少年が記憶した入れ墨
入れ墨の「気」
人生相談・入れ墨を消したい
井戸を掘る話

第4章 精神の「依り代」としての入れ墨
インドバイガに見る入れ墨習俗の祖型
サモア婦人の入れ墨
顔の入れ墨
タイヤル族の精神的支柱
アイヌと琉球の入れ墨
アイヌの入れ墨原料
祖母の入れ墨
昇曙夢の奄美の入れ墨
岡本太郎が見た沖縄の針突
谷川健一が見た針突
弥生の黥面絵画土器
ルール
耳環って何?
『古事記』にある入れ墨
白洲正子が見た入れ墨
直木賞作家村山由佳の見せ方
『刺青・性・死』の松田修が見た入れ墨
卑近美について
理屈以前の衝動
高木彬光の一生を変えた写真
入れ墨のデーモン
入れ墨と柳田国男
五〇〇〇年前の入れ墨「アイスマン」
ボブ・ディランのコンサート

第5章 自分の中に眠っているもの

おわりに
 
© 2003 Fubaisha, Inc. All rights reserved.