風媒社トップページ > 図書目録 >
 

 
キーワード検索

半角スペースで区切った
全ての語を含む
いずれかの語を含む
 
ジャンル検索
社会・ノンフィクション
環境・暮らし
女性からの発言
名古屋・東海を読む
教育・子育て
福祉・障害
歴史・民俗
哲学・思想・宗教
政治・経済
文学・文芸
芸術・写真・映画
エッセイ・評論
健康・食・趣味・ビジネス
アウトドアガイド
暮らしのガイド
小説
コミック
ブックレット
中国21
短歌ヴァーサス
アリーナ
遊民
追伸
東海学シンポジウム
品切れ・絶版図書
 
 
自衛隊イラク派兵差止訴訟〈全記録〉
●私は強いられたくない。加害者としての立場を

著者: 自衛隊イラク派兵差止訴訟の会

本体価格: \1,800(税別)
サイズ: A5判並製 238頁
ISBN: 4-8331-1085-3
発行年月: 2010年7月刊

数量


 

■目次

はじめに

なぜ私たちは裁判を起こしたか 〜時代的背景と私たちの想い

1 ブッシュ米大統領の「テロとの戦い」
2 イラク攻撃の前兆
3 世界・日本国内のイラク反戦運動の高揚
4 自衛隊派兵反対の取り組みへ
5 ブッシュの「主要戦闘終結宣言」後も泥沼化するイラク情勢

呼びかけから提訴へ (二〇〇三年一二月〜二〇〇四年二月)
1 集会での出会いから
2 準備始まる
3 仲間が集まる
4 準備会での熱い語り
5 緩やかな一致点
6 市民による「裁判運動」を目指す
7 「ですます」調の訴状づくり
8 市民が市民に呼びかける
9 一次原告は一二六二名に
10 熱い心情が続々と…
11 そして提訴

波瀾万丈の第一審 (二〇〇四年二月〜二〇〇六年四月)
1 名古屋地方裁判所での第一審
2 はじめの一年間 ─気賀澤裁判長の時期
3 裁判長交代 ─内田計一裁判長に
4 「裁判に非ず!」判決
5 五つの訴訟が同時進行
6 勇気づけられた第七次訴訟の「田近判決」(二〇〇七年三月)

控訴審へ 充実した審理行われる (二〇〇六年四月〜二〇〇八年四月)
1 控訴直後のイラク情勢と日本政府の動き
2 陳述書再提出を呼びかける
3 口頭弁論はじまる
4 私たちの「怒り」と「苦痛」を訴える
5 書証で権利侵害と精神的苦痛を訴える
6 イラクのナマの声を法廷に伝える
7 開示されない情報から見えてきたこと
8 憲法判断を求める
9 裁判所へ「上申書」を提出
10 二人の証人尋問が実現!
11 憲法判断に踏み込む姿勢を見せる裁判官
12 歴史に残る小林武証言
13 派兵実態を明らかにした山田朗証言
14 結審を受け入れる
15 裁判官への最後の要請
16 全国からの期待と励まし

そして迎えた二〇〇八年四月一七日 ──画期的な違憲判決を勝ち取る!
1 判決当日の法廷前
2 判決言い渡し 〜法廷の中と外
3 笑顔の報告集会
4 喜びの街頭宣伝と祝杯 〜裁判官の共感の言葉に感激
5 世界に発信された違憲判決
6 法曹界への影響

違憲判決の内容とその意義
1 事実の積み重ねが違憲判決に繋がる
2 政府の憲法解釈に立ってもなお違法・違憲
3 常態化した自衛隊の海外派兵を断ち切る“武器”に
4 平和的生存権は具体的権利
5 戦争準備行為への加担強制は平和的生存権の侵害

違憲判決後の活動
1 判決報告会
2 自衛隊をイラクから撤退させる署名運動
3 署名を内閣府に届ける
4 空自撤退! みんなで勝ちとった違憲判決全国集会
5 解散集会

違憲判決をどう活かすか、活かせるか
抵抗権の行使こそが民主主義の発展を促す! ヘリ基地反対協 安次富 浩
市長選敗北を乗り越えて、岩国市民の奮闘は続く! 岩国市議会議員 田村 順玄
憲法9条が自衛官を守っている 〜横須賀の経験から ヨコスカ平和船団 新倉 裕史
勇気を与えてくれた「平和的生存権」 バスストップから基地ストップの会 原 順子
日米軍事一体化は戦争との一体化だ 立川自衛隊監視テント村 大西 一平

イラク戦争は終わっていない 〜新たな海外派兵を許さないために

 資料編  変わる日米同盟
「名古屋高裁違憲判決文」全文 2008・4・17
「イラク戦争と国内外の動き」年表
イラクへの『多国籍軍』参加国状況
「自衛隊イラク派兵差止訴訟」全国の状況一覧
名古屋の訴訟に関する資料
 
© 2003 Fubaisha, Inc. All rights reserved.